公正証書遺言

公正証書遺言作成のメリット・デメリット

公正証書遺言作成のメリットやデメリットについてお伝えします。

公正証書遺言作成のメリット
公正証書遺言作成にあたって最大のメリットはズバリ「確実に遺言ができる」ということでしょう。
と,申しますのも遺言には厳格な様式が有り,自分で作ることももちろん可能(自筆証書遺言参照)ですが,様式を間違えたが故に無効となってしまうことも多々あるのです。
その点,公正証書にする場合は,公証人が内容を確認し,遺言者の意思に沿って作成してくれるので,有効な遺言書が確実に作成されます。
そして,正本(と謄本)は,作成時に手渡されますが,原本を公証役場にて保管してくれるので,万が一,頂いた遺言公正証書の正本を紛失して大丈夫ですし,変造の恐れもありません。
そして,遺言者が亡くなった時に公正証書遺言があるのかコンピューターで検索出来るシステムも備わっています。

  • 確実に遺言ができる!
  • 公証人が作るので文字を書くのが困難でも大丈夫!
  • 紛失しても大丈夫!
  • 変造の恐れがない
  • コンピューターでの検索システムが備わっている!
公正証書遺言作成のデメリット
デメリットとしては,大きく分けて「手間がかかる」ということと,「証人には内容が知られる」そして「手数料がかかる」という3つです。公正証書遺言作成にあたっては,まずは公証役場と遺言作成に関する打合せをし,公証役場での遺言作成の日取りを決めて予約します。この手続だけで1週間くらい要します。その後,公証役場に出向き,遺言者と証人2人が立ち会い,公証人から内容の読み聞かせの後に遺言が作成されます。そのため,証人には内容を知られてしまいます。事前に遺言の内容を知ってしまうと問題となる恐れがあるので,家族や相続人となる可能性のある人は証人にはなれません(下記,民法第947条,証人及び立会人の欠格事由参照)。絶対に他人に内容を教えたくないと考える方には不向きかもしれません。

  • 公証役場とのやり取りがわからず,不安に感じる・・・
  • 公証役場とのやり取りに時間がかかる・・・
  • 証人2人を誰に頼めばいいのかわからない・・・
  • 内容を他人(証人)に知られてしまう・・・
  • 公正証書作成の手数料がかかる・・・

民法第974条(証人及び立会人の欠格事由)

次に掲げるものは,遺言の証人又は立会人となることができない。

  1. 未成年者
  2. 推定相続人及び受遺者並びにこれらの配偶者及び直系相続人
  3. 公証人の配偶者,四親等内の親族,初期及び使用人

当事務所にご依頼頂いた場合

当事務所にご依頼頂いた場合は,煩わしい手間を依頼者様にお掛けすることはございません!

依頼者様との数回の相談(電話,FAX,メール,場合によっては来所)を経て,当職が依頼者様のご意向にそって案を作成します。その出来た案を元に公証役場と打合せ,日取り決定をします。証人2人につきましても,当職の方で法律職に携わる者を証人として揃えることが可能です。法律職に携わる者を証人とすることで遺言内容も外部に漏れることなく(守秘義務があるため依頼者様の情報を外部に洩らすことは禁じられています)ご安心頂けるかと思います。

  1. 当職と数回の相談で内容(案)の確定。
  2. 当日,公証役場に出向く。

のみで公正証書遺言が完成するとお考えいただいて結構です。